レストラン 2018.01.20

2018年ワインブログ第一弾です。

2018年ワインブログ第一弾は古谷が担当いたします。
本年もよろしくお願い致します。今年も毎月20日(ワインの日)にワインについての豆知識などアップしていきますので、ご覧いただけたら幸いです。

ではさっそく、今回は昨年の11月に参加させていただいた中央葡萄酒株式会社(グレイスワイン)・三澤農場オープンカレッジの様子を紹介いたします。
今回の参加の目的
・数々のワインコンクールで高い評価を受けているワインを造るワイナリー・畑はどのようなところなのか自分の目で確かめる。
・貴重なワインのテイスティングができる。
・醸造責任者の方たちの話を聞ける。
などなかなかできない経験なので参加してまいりました。

 

日本一の日照量の明野町

最初は畑や貯蔵庫などの施設見学をさせていただきました。
三澤農場は山梨県北西部の北杜市明野町というところに位置しています。
明野町は日本一の日照量、少ない雨量、標高700メートルにあり、日当たりと昼夜の寒暖差に恵まれワイン用ブドウの栽培に適した土地です。
まわりには南アルプスや八ヶ岳・富士山を望むことができ、この山々たちが屋根になり畑を守っているそうです。
畑は総面積12haあり、シャルドネ、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、甲州等様々な品種を栽培しています。

 

右奥に見えるアルプスの山々 右奥に見えるアルプスの山々

大きな石に”シャルドネ”と刻まれています 大きな石に”シャルドネ”と刻まれています

生産者の方たちにとってまさに”聖地” 生産者の方たちにとってまさに”聖地”

ワインカーブ(ワイン貯蔵庫)も見学もさせていただきました。
入ってみると温度や湿度を徹底的に管理され、薄暗くとても神秘的な空間でした。
広さは470平方メートルで95樽、6万本のワインを貯蔵できるそうです。

神秘的な空間 神秘的な空間

湿度管理しやすいように下には小石が敷いてあります 湿度管理しやすいように下には小石が敷いてあります

後半は資料に基づき、解説を交えながらのテイスティングの時間でした。
配られた資料には明野町の気象データや各ワインのデータなどが記載されており、「この年は天候がいまいちだったのでこの年のヴィンテージは生産されていません」など実際に話を伺うとなるほどと思うことがたくさんありました。

今回実際にワイナリーに足を運んでみてやはり「百聞は一見にしかず」だと感じました。
なぜ世界に通用するワインができるのか?それはブドウが育つ最高の環境、勉強されどんどん進化する技術、そして一番は生産者の方の熱い思いが交わって造られているからだとわかりました。
その現場を一部ではありますが自分の目で確かめられたことは大きな経験になりました。
このような経験をお客様に少しでも伝えられながらサービスができたらと思います。

レストラン ヴェル・ボワではグレイスワインの赤・白・ロゼ、そしてワイン醸造にも使われる“マスカットベーリーA”で造られたノンアルコールワインも取り揃えております。
その他日本ワインをはじめ世界各国のワインをご用意しておりますので、ぜひお食事とワインを楽しみに山のホテルへお越しください。

スタッフ一同心よりお待ちしております。
 

中央が特別限定醸造の”キュヴェ三澤” 中央が特別限定醸造の”キュヴェ三澤”

お子様にも大人気のノンアルコールワイン お子様にも大人気のノンアルコールワイン

月別アーカイブ