4万5000坪の敷地面積を誇る『山のホテル』

2015年4月、山のホテルはリニューアルオープンいたしました。
旧岩崎邸から引き継いだこの庭園を“より回りやすく“、そして“より自然が身近に”感じられるよう整備。メイン園路も再舗装し歩きやすくなりました。斜面には新しくスロープを設け、車椅子やご年配の方もスムーズに、安心して散策をお愉しみいただけます。

庭園 イメージ

4万5000坪の敷地を誇る“山のホテル”の大庭園。5月の連休明けには、岩崎男爵別邸時代から植えられているツツジが燃えるように群れ咲き、庭園を埋め尽くします。男爵によって収集されたツツジは、約30種、3000株にも及びます。また、ツツジより少し遅れて開花するシャクナゲも、「ゴーマーウォータラー」をはじめ学術的に貴重なヒマラヤ産の原種など約300株が植えられ、華やかさを競います。

新しい散策路の途中にはヤマアジサイを植樹。
チャペル前のローズガーデンは、箱根・芦ノ湖畔の自然に溶け込むよう、芝生と石畳を配置し、ナチュラルな庭園に様変わり。

丘陵の特性を巧みに生かして造られた庭園は、四季の花や木々が富士山の勇姿や芦ノ湖の深いブルーに溶け込むように設計されています。四季折々にたくさんの花が咲き誇るホテル庭園を存分にお楽しみください。

庭園散策マップ

英字・数字をクリックで各見どころの詳細がご覧いただけます。

  • 見南山荘(けんなんそう)の碑

    見南山荘(けんなんそう)の碑

    「見南山荘」と記された碑は、男爵が大漢和辞典の編纂者で、漢学者の諸橋轍次氏につけてもらった別邸の名前。碑には1938年、別邸に赴いて講義をしたときの模様が歌われ、芦ノ湖の景観の素晴らしさなどが記されています。

  • ホテルとともに時を刻む 「日時計」

    ホテルとともに時を刻む 「日時計」

    2009年4月、ホテル開業60年を記念して、別邸時代に使われていた日時計を復元させました。

  • 草木慰霊塔碑

    草木慰霊塔碑

    岩崎男爵が庭園を造成するため、伐採せざるを得ず切り倒した草木のすべての霊に対して供養を施したいという思いから建てられたものと伝えられております。

  • ゴーマーウォータラー

    ゴーマーウォータラー

    日本で最初に輸入されたと言われるその存在は日本ツツジ・シャクナゲ協会にも認められました。

  • しゃくなげ園

    しゃくなげ園

    色鮮やかなつつじとしゃくなげの花は、時の流れを忘れてしまうほど美しく、春の箱根を代表するスポットのひとつです。

  • ゴヨウツツジ

    敬宮愛子内親王のお印としてゴヨウツツジの花が用いられています。

  • 三本杉

    実際には7本ありますが、見る角度によって大きな3本の杉に見える為、岩崎男爵の別邸時代から「三本杉」と呼ばれています。

  • ビューポイント[富士山]

    庭園からも富士山を眺めることができます。多くのお客様が、富士山をバックに記念写真を撮られております。

  • ローズガーデン

    優雅な香りに包まれながら、それぞれの花々が織りなす色の競演をお楽しみいただけます。

  • ヤエゲラ

    3,000株あるツツジの中でも、一番大きな株のヤエゲラ。高さ、直径ともに3メートル近くあり、その大きさに圧倒されます。

  • サンショウバラ[箱根の花]

    富士山や箱根周辺にのみ分布する、フォッサマグナ要素植物のバラ。名前は木の姿がサンショウに似ている事に由来し、分布域から“箱根薔薇”と言われております。

  • ビューポイント[紅葉の小径]

    紅葉の秋には、この周囲一帯が黄色や赤へと色づき、その葉が敷き詰められると「赤い絨毯」の上を歩くかのようです。

  • マメザクラ

    丘陵から山地の林縁や明るい林に生え、ほかのサクラよりも葉も花も小さいことが名前の由来です。富士山周辺に多いのでフジザクラとも呼ばれています。

  • 西脇呉石氏の碑石

    漢詩と南画の才を持つ、書家・西脇氏。西脇氏は箱根を愛し、ホテルに毎年訪れ、多くの詩編を詠みました。この碑は、西脇氏の生誕100年を記念し、由縁の土地に造られた物です。

  • プレミアムショップ&サロン・ド・テ ロザージュ

    別邸時代、岩崎男爵が趣味のモ−ターボートを走らせ、この場所を桟橋、艇庫として使用し、その名残の石垣を見ることができます。現在では、箱根を代表するティーサロンとなっています。

  • ヤマアジサイ

    2015年春にヤマアジサイ約20種120株を植樹。初夏に咲くバラに続き、アジサイの花もご覧いただけます。こちらへは車いすでもご利用いただけるよう整備しております。

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庭園ごよみ

四季折々の花々が楽しめる、山のホテル庭園。美しい景観を満喫しながら、
自然溢れるホテルライフをお楽しみください。

庭園ごよみ

庭園の四季

  • 春 イメージ

    4月には桜が、そして5月上旬頃から、約45,000坪の敷地に30種3,000株のツツジが、5月中旬頃から300株のシャクナゲが、色とりどりに咲き乱れ、5月下旬頃まで、色とりどりに咲き乱れる花々をお楽しみいただけます。
    ツツジは樹齢100年を超えるものや、シャクナゲは岩崎男爵が留学先のイギリスから取り寄せたものなど様々。また日本で最初に輸入されたといわれるシャクナゲ「ゴーマーウォータラー」は、現存する貴重な株といわれており、日本ツツジ・シャクナゲ協会にもその存在を認められました。

    ツツジの開花時期 5月上旬〜下旬(例年)※その年の気候により、開花時期は変わります。
    主なツツジの種類 クルメツツジ、キリシマツツジ、シロバナモチツツジ、オオヤマツツジ、リュウキュウツツジ、フジニシキ、ドウダンツツジ、ゴヨウツツジなど
    シャクナゲの開花時期 5月中旬〜下旬(例年)※その年の気候により、開花時期は変わります。
    主なシャクナゲの種類 ゴーマーウォータラー、アーボリウム、キョウマルシャクナゲ、ウィリアム・オースティン ツクシシャクナゲ、アヅマシャクナゲなど

    ツツジ イメージ

    「男爵の100年ツツジ 100年先への挑戦」始動

    山のホテルでは、ツツジ・シャクナゲを維持・管理するため、専任スタッフが日々大切に木々の様子を見守っています。2015年4月、ツツジ庭園の維持・再生を目的とした、山のホテル 庭園プロジェクト「男爵の100年ツツジ 100年先への挑戦」が始動しました。
    100年後も今と変わらぬ景色を残すために、2015年から10ヵ年計画で、苗木・挿し木からの樹木の再生・育成を行い「いつまでも変わらない庭園」を目指し「次世代に引き継ぐ」取り組みをスタートさせています。

  • 夏 イメージ

    30種300株のバラが咲き誇る、ローズガーデン。一面に咲き誇ったバラの優雅な香りが庭園を包み込みます。また、新しい散策路では彩り豊かなヤマアジサイもご覧いただけます。それぞれの花々が織りなす色の競演を是非お楽しみください。

    バラの開花時期 6月中旬〜7月中旬・9月中旬〜10月中旬 ※その年の気候により、開花時期は変わります。
    主なバラの種類
    (約30種300株)
    アイスバーグ、ゴールドバーニー、マチルダ、クイーンエリザベス、ホワイトクリスマス、レメンブランスなど
    ヤマアジサイの開花時期 6月中旬〜下旬(例年)※その年の気候により、開花時期は変わります。
    主なヤマアジサイの種類
    (約25種230株)
    コアジサイ、安行四季咲き、アマチャ、銀河の輝き、藍姫、久住の花火、深山八重、ベニガクなど

    夏の手入れ

    • 夏の手入れ イメージ

      ツツジ・シャクナゲが咲き終えた初夏の頃、咲き終えた株に「お礼肥」を行います。翌年も美しく咲いてもらうため、咲き終えたツツジの根元に肥料を与える作業です。一株一株、株の周りに20〜30箇所の穴を掘り、丁寧に施す「お礼肥」は次の花芽を育てる栄養分となります。

    • 夏の手入れ イメージ

      6月半ばは、刈り込みが行われます。刈り込んだ部分から枝分かれして花芽がつくため、たくさんの花を咲かせる重要な作業です。来年の花芽がつく直前に、2〜3日で一気に行います。風通りを良くするため、剪定は1年を通してこまめに行います。

  • 秋 イメージ

    初秋にも「ローズガーデン」ではバラを楽しむことができます。そして秋が深まるにつれ、庭園は美しい紅葉を魅せてくれます。黄色や、赤色に染まる絶妙なコントラストや、赤い絨毯のように遊歩道が落ち葉で染まり、趣深い庭園を楽しむことができます。

    バラの開花時期 9月中旬〜10月中旬 ※その年の気候により、開花時期は変わります。
    紅葉の時期 11月上旬 ※その年の気候により、変わります。

    秋の手入れ

    • 秋の手入れ イメージ

      秋も終わる頃、庭園を埋め尽くされた落ち葉の回収を行います。集めた落ち葉はローズガーデンのバラの元肥にするため、堆肥させます。
      このように、山のホテルの庭園は、来年咲く花の準備をしております。

  • 冬 イメージ

    冬、良く晴れた空気の澄んだ日には、庭園から雄大な富士山を臨むことができます。真っ白な雪化粧をした富士山と青い空のコントラストは、箱根ならではの絶景です。カラフルな春夏とはひと味違う、冬ならではの静閑な景色をお楽しみください。

    冬の手入れ

    • 冬の手入れ イメージ

      冬の間も虫や病気から守るために殺虫・消毒作業や除草も欠かせません。苔やカビはブラシでそぎ落としますが、大きな株では2人で1日かかるほどです。また冬は雪からの保護も大事な作業です。積もったままでは雪の重みで枝が折れてしまうため、降っている最中から雪下ろしが続きます。