レストラン 2017.10.20

北海道の余市にあるワイナリーを見学してきました!

10月3日から2泊3日で北海道の余市地方にワイナリー見学に行ってまいりました。

今回の目的は、
・今注目されている生産者の方に実際にお会いし、話を伺う。
・自分たちの足で畑、醸造所に行き、自分たちの目で確かめる。
・最近“日本ワイン”の産地として注目されている“余市地方”とはどのようなところなのか。
・大手企業ではなく、個人の方が経営しているワイナリーはどのような雰囲気なのか。

などのテーマを持って、勉強と観光を兼ねて行ってまいりました。

余市町とは

余市町は北海道の北西部にあり、日本海に面しています。フランス・ブルゴーニュ地方とほぼ同じ緯度にあります。
もともと余市町周辺は食用ぶどうやさくらんぼ、プラム、桃などのフルーツの生産が盛んな町でした。
実際道を走っているといたるところに“フルーツ狩り”の看板をたくさん見ました。
日本海からの風の影響、安定した降雪量、フルーツが育ちやすいなど、ぶどう栽培に適した環境に注目した生産者の方々が余市町に集まり始めワイン作りを行っています。

 

綺麗に手入れされたぶどう樹 綺麗に手入れされたぶどう樹

畑の一番上までいくと日本海が望めます 畑の一番上までいくと日本海が望めます

想像以上の美しさと厳しさ

実際畑に足を運んでみて思ったことは“広く美しい”でした。とても壮大で美しかったのでわくわくし、思わず走り出してしまいました。

こんなに綺麗に手入れされている畑なので何人くらいの方で管理しているのかと話を伺うと驚く事にほとんどの方が一人、もしくは二人で管理しているとのことでした。

その理由は人件費というコスト面、もう一点は他人に任せると本当に自分の作った(作りたかった)ワインではなくなってしまうからだそうです。

たくさんのワインを造りたいが、一人で管理できる限界、量よりも質にこだわる生産者の方々の思いにとても感銘を受けました。

夫婦お二人で営む畑 夫婦お二人で営む畑

大手企業が経営するワイナリー。設備など整っています。 大手企業が経営するワイナリー。設備など整っています。

今回の旅で3日間で5件のワイナリーを見学しました。
実際に足を運んでみて各生産者の方々の思い、コンセプトを理解し“それぞれのワインの背景”を学ぶことができました。
この経験や感じたことをこれからのサービスに活かしていきたいと思います。

ぜひお食事とワインを楽しみに山のホテルへお越し下さい。   古谷

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