庭園 2017.01.13

「シャクナゲ(石楠花)の越冬。」

ホソバシャクナゲホソバシャクナゲ


おはようございます。庭園担当の大橋です。
今日は、越冬する「石楠花」のお話です。

石楠花は、冬になると葉を丸め葉が垂れてきます。
その理由は、葉から水分を幹の方に移動させて、細胞内の水分の濃度を濃くすることで細胞内の凍結をおこりにくくします。
これは、耐寒性を高める為や、葉からの蒸散を抑えて乾燥から身を守るためです。
葉を巻くことで光の当たる面積を小さくしているそうです。

その日の気温によって葉の動きが微妙に違います。
庭園散策の際に観察してみて下さい。

こちらのシャクナゲも・・・こちらのシャクナゲも・・・


寒波が近づいています。
お越しの際は、十分な対策をお忘れなく。

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